FLANNEL WESTERN SHIRT〜About WESTERN SHIRT〜

と、言う訳で今回はこちらをご紹介〜♪


FLANNEL WESTERN SHIRT -IRIE LIFE- ￥18,900

こだわり抜いて作られたこちらの一枚。
ただ、今回はそのこだわりにとことん感情移入して頂きたい！そんな気持ちを込め[About WESTERN SHIRT]と題して、そのルーツに触れながらアイテムの紹介をしていきたいと思います。少し長いですが、お付き合い下さい・・・笑

[そもそもWESTERN SHIRTとは]
ウエスタンシャツは別名カウボーイシャツと言われ、そのルーツはアメリカ西部のカウボーイ達のワークウェアに有ります。

1870年代辺りに登場したのが最初期と言われており、1940年代にWRANGLER / LEVIS / Lee等の大手メーカーがタウンユース
向けウエスタンシャツをリリースした事により、それ以前はカウボーイの作業着でしかなかったアイテムが、今日の様にタウンユースとして認知され始めたそうです。

ジーンズよりも古い歴史を持つアイテムとして(！)まさにアメカジは勿論、ファッションに於いても不可欠なアイテムの一つと言えます。

そんなウェスタンシャツを、IRIE LIFEならではの解釈で再構築したのが今回の１着。
とはいえもちろん、IRIE LIFEのWESTERN SHIRTにも、そのトラディショナルな要素は随所のディテールに見る事が出来ます。

例えば、この胸元のアローポケットのデザインはまさにウェスタンシャツならでは。

こちらもかなりのバリエーションが有り、口元から斜めに取り付けられたオブリークや、フラップ部分がのこぎり歯の様になっているソートゥース等々・・・
IRIE LIFEのシャツに採用されているのはにっこり口元な[スマイル]という形。よく見ると笑ってるんです♪
 
袖口の３つのボタンも特徴の一つ。ボタンはもちろんスナップボタンに。


こちらはワンタッチで着脱し易く、簡単に取れたり割れたりもし難く、形やデザイン、そしてカラーバリエーションが豊富という
「機能性・信頼性・ファッション性」が伴った優れた特徴を持つボタンとして、昔から用いられています。

ちなみにこのアローポケットとスナップボタンは、[BEN RODEO TAILOR]でおなじみのロデオ・ベンが考案したとか。
前述の[WRANGLER]デザイナーとしても活躍した一人者でもあります。

そのラングラーの売りは丈夫なダンガリー、デニム素材を用いたとことんハードなタフネスさ。
リアルカウボーイはラングラーしか着ない。なんて話も有りますが、彼らにも是非１度、そんな事言わずにこのシャツに袖を通して
頂きたいです。

何故ならIRIE LIFEの場合は１回羽織ればクセになる、もちろん丈夫さも兼ね備えつつ柔らかくてしっとりとした肌触りの、上質なネルによる着心地良さが売りなのですから^^

その他、同じく特徴的なパイピング部分にIRIE LIFEはリフレクター素材を採用。
これは現代のタウンユースに於いて「ピスト・バイク乗り・スケーター」と言った要素を当時のカウボーイやロデオボーイに準えた、IRIE LIFEなりのアティチュードだったりもします。

そんなこちらのシャツ。
着こなしとしては、もちろんそのまま着るのも良いですがダウンベストやジャケットを合わせれば首元の差し色にも使えますし、リボンタイやバンダナを巻いてとことんコテコテに攻めるのも☆
そしてデニムはもちろん、チノやコーデュロイのパンツとも、スニーカーやブーツでも相性の良い、とことん便利なヤツなんです。笑

そしてそして！
この[WESTERN]というフレーズは、実にREGGAE的・Jamaican Cultureにフィットした要素でも有ります。

多くのJamaican ArtistやRudysへのその大きな影響が顕著に見られ、Dee JayだけでもJohn Wayne、Clint Eastwood、Gregory Peck、Lee Van Cliffなんてマカロニ・ウェスタンの名優たちになぞらえた名前のアーティスト達がずらりと。
そしてPinchersの言わずと知れた名曲 [Banderelo] の歌詞中にはFranco Neroという、これまた西部劇の名優が登場していたり、
映画[The Harder They Come]でJimmy Cliff演じる主人公Ivanは、マカロニ・ウエスタンのファンという設定だったり。

と、少し脱線気味に、まだまだ話は尽きませんがこれ以上長くなってしまっては・・・笑
ともあれ、これからの季節に最適な１枚！カラーもGREENとREDという、クリスマスは勿論春先まで使える普遍的な色に☆

1枚のSHIRTからそのルーツを、そこからブランドなりの解釈を通して完成した「一着」のこだわりに触れる事で少しでも感情移入して頂けたなら、皆様のお供に加えて頂ければと願っています。ぜひ１度、袖を通してみて下さい♪
それでは！

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